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木下真理子
木下真理子 公式ブログ

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木下真理子

現在、読売書法会幹事、謙慎書道会理事。
6歳より祖父の影響で書を始め、より専門的な知識を学び、高度な技術を習得するために、書の研究では
第一線として知られている大東文化大学に進学。
そこで戦後の日本書道界を牽引したといわれる青山杉雨(文化勲章受章)の弟子である高木聖雨と出会い、師事。
大学卒業後は日本を代表する書展で作品を発表し、『読売書法展 特選』 『謙慎書道会 推薦顧問賞』
『槇社文会展 槇社文会賞』他、数々の賞を受賞。
2004年には『国際女性筆墨展』(参加国:中国、台湾、韓国、日本、シンガポール、フランス、イタリア、
ドイツ、アメリカ等)に日本代表として選出された。
近年は、世界各地で開催されている国際ブックフェアにおいて、“日本の書”を普及させるためのワークショップ
『日本の美しい文字プロジェクト』を展開中。

伝統を継承する書家として

書道とは即ち文字の歴史を紐解くことである。それは中国で「甲骨文」という漢字のルーツが誕生する時代にまで遡る。日本においては約1400年前、中国から漢字が伝来し使用された時から派生している、文字の文化である。
昨今、パフォーマンス偏重、あるいはレタリング的表現により人気の「筆文字アート」とは異なり、書道の本質は文字そのものが本来もっている美しさを追求することにある。その美しさはあくまでも古の時代から受け継がれてきた「美の基準」に即したもので、個人が自分の感性で勝手気ままに書けばいいというものではない。我流は邪道とされる。
書道には「書法」と呼ばれる書き方の方法がある。筆使い(筆法)を駆使して、同時に余白、潤渇、連綿、散らし、抑揚といった多様な技法も用いながら、奥行きや深みのある文字を書いていく。また、篆書、隷書、草書、行書、楷書といった様々な「書体」も存在する。つまり、それぞれの文字に備わっている性質を理解し、その文字の特性を見出して書くことである。
特に木下が探求している古典書の世界は、派手に自己表現をするのではなく、型の中にミニマルな美を追究する。それは外に向かってエネルギーを放つのではなく、世阿弥の〈秘すれば花〉のごとく、内にエネルギーを込めて書いていくこととも言える。自己表現の手段として書道を行っていないので、進んで自分の個展を行うようなこともしない。
古典書の中にある「美の基準」と「エレガンス」を突き詰めていきたい。伝統を継承する書家として、木下が目指しているところである。

伝統を継承する書家としてCLOSE
女流書家として

日本の書道界は大きくいって、‘漢字’と‘かな’という分野に二分されている。 一般に男性が‘漢字’、女性が‘かな’というイメージが強いが、木下は‘漢字’を専門とした漢字作家である。故 青山杉雨の影響を見ることもできるが、書風としては、男性的なシャープで力強い線質、躍動感をもちながら、そこに女性的な繊細さや情緒性も感じさせる。
また、‘漢字’から‘かな’を編み出した女性としての感性を生かし、‘漢字’と‘かな’の混ざった「調和体」と呼ばれる新しい表現分野にも積極的に取り組み、現代の書道界において調和体がひとつの表現分野として確立されることに尽している。

そして、一方で書道を通して女性の美のあり方も提唱する。 書道は雑念を振り払い、静かに自分と向き合う行為。地道に模倣を繰り返していく中で、精神が鍛錬され、感受性が研ぎ澄まされる。礼節が身につき、奥ゆかしさが生まれ、さらに雅や風流、侘び、寂びといった日本の美意識をかね備えた凛とした女性へと変えていく。それは「ジャパニーズ・ビューティ」と呼ばれ海外で高く評価されている女性像でもある。 書道を通して、日本女性の美しさの本質を国内外に広めていきたい。それも現代に生きる女流書家としての役目であると木下は考えている。

伝統を継承する書家としてCLOSE

公開揮毫

“魂” 2008年

東京ドームで行われたメジャーリーグ開幕戦での“魂”

“想” 2008年

東京ミッドタウンで行われた七夕キャンペーンにおける“想”

“源氏物語 若紫抄” 2009年

『ソウル国際ブックフェア[日本年]』での“源氏物語 若紫抄”

“野ばら” 2009年

フランクフルト大学での特別講義における“野ばら”

“絆” 2009年

スイスの名門ブランド『ビクトリノックス』創立125周年記念の“絆”

"ノルウェイの森" 2010年

タイ王国で行われた5時間にも及ぶ揮毫。
シリントーン王女も見学に。

近況

Featuring "Syusui Kinoshita"

監督:Reynald Gresset(French)/CAVIAR所属



・女性向けフリーペーパー『I no Press』創刊号で「見せ字の書き方練習」のコーナーを担当

・財団法人 全国法人会総連合主催『全国法人会 青年の集い』にて公開揮毫

・国際交流基金主催『日本の美しい文字プロジェクト』をキエフ、アスタナ、アルマティ、モスクワで開催

・NHK教育放送『ココロ見』(2011年8月27日)劇中題字 担当

・『commons & sense』ISSUE41書作品掲載

・J-WAVE「MODAISTA」(2011年7月23日)ゲスト出演

・日本テレビ「SCOOPER」(2011年7月15日)ゲスト出演

・日本経済新聞『島津製作所』全面広告(2011年7月13日)題字担当及び中本社長との対談

・朝日新聞社 全面広告『SOU』(2011年4月号)インタビュー

・『おとなのOFF 4月号』特集「美しい日本語」題字担当及びインタビュー

・農林水産省 地域活性化事業「食極めれば 淡路島」題字担当

・日本初の3国立博物館巡回で開催される特別展『誕生!中国文明』展における題字及び公設応援団

・2010年~2011年読売新聞全国版にて『言葉のアルバム』の連載

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